- 物販商品(自宅から発送)あんしんBOOTHパックで配送予定書籍+電子版¥ 900
- ダウンロード商品電子版のみ¥ 800
【書籍情報】 A5サイズ、32ページ、表紙カラー、本文単色オフセット。 書籍巻末のURLよりPDF電子版をダウンロードできます! 技術書典8 サークルページ: https://techbookfest.org/event/tbf08/circle/5649283147628544 【目次】 - 【特集】即売会特化型レジアプリ「Arcana」の開発秘話 - Microsoft謹製!新しいフレームワーク「Blazor」とは - 作ってわかるBlazorの凄さ! 秒速で作ろう! ToDoアプリ - 「ミリしら」でもイキれる! ここを押さえろ!「Blazorのコンポーネント」 - さよならフォーエバー、IIS。Blob StorageでホストもできるBlazorの可能性 - Blazorの未来を妄想してみた
【書籍冒頭】
即売会でみんなをいつも悩ませる厄介なアイツといえば、在庫ですよね。コミックマーケットなどの大規模なものから、地方のオンリーイベントまで即売会には多種多様な形態のものがあります。いつどこで行われる即売会においても、在庫はサークル参加者や一般参加者の双方に悩みとして存在しています。 在庫はサークル参加者を苦しめます。サークル参加者は在庫を管理する必要があるからです。どんなサークルでも、本やグッズを頒布するたびに、その数をカウントすることになります。新刊の箱に入っていた紙に「正」の字で記録した経験はありませんか? その頒布数は即売会の終了後、キチンと記録しなおす必要があります。でも、即売会が終わったらすぐに打ち上げに行きたいですよね? そうして、打ち上げに行ったらその紙を無くしてしまい……。目も当てられません。 さらに、現時点での在庫数を知りたいと思うこともあるでしょう。「あと5冊になったら完売にしよ」とか考えていたのに、勢いよく販売していると、「あれっ、全部売ってしまった」なんてことがあるかもしれません。あなたも「自分用の本がなくなってしまった」という嘆きを耳にしたことがあるでしょう。 一般参加者にとっても、在庫は厄介な存在です。お目当ての本が並んでいる途中に完売したという悲劇は、どんな即売会でもリスクとして潜んでいるものです。売り切れちゃうのなら先に買っていたのに……。そんな後悔を防ぐためには、在庫数の情報が公開されていると便利でしょう。Twitterなどで売り切れの可能性を発信してくれるサークルもあります。しかし、その情報を現地で収集することは容易ではありません。タイムラインを気にしながら即売会を回るのは困難でしょう。サークル側でも、こまめに在庫数の情報を発信するのは現実的ではありません。 ここで、登場するのがArcana(アルカナ)です。Arcanaはみんなの「つらさ」を解決します。それは、Arcanaが即売会に「特化した」レジアプリだからです。